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古今亭志ん生とは?ビートたけし演じる【いだてん】ナレーションの正体と理由

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photo credit: nakashi Suehirotei via photopin (license)

2019年1月からNHKで放送される大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』

そのナレーション(語り)はビートたけしさん演じる古今亭志ん生(ここんてい・しんしょう)という落語家です。

この方は実在し、俳優・中尾彬さんの妻・池波志乃さんの祖父でもあります。

『いだてん』のナレーション(語り)は、この古今亭志ん生が、架空の落語『東京オリムピック噺』を語る設定ですので、物語にとっても重要人物に違いありません。

古今亭志ん生は、『いだてん』を楽しむ上で欠かせない重要な存在だと思うので、ここでぜひ一緒に押さえておきましょう。

 

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いだてんのナレーション 5代目 古今亭志ん生とは?

古今亭志ん生は、本名は美濃部孝蔵といい、1890年に東京で生まれ育った生粋の江戸っ子です。

明治後期から昭和中期にかけて、戦後の落語界では彼無くしては語れないほどの活躍をした落語家でした。

「天衣無縫」とも言われた芸風で、戦後の暗い世の中を笑いで照らし、人々の心をつかみ愛されてきました。

波乱万丈の古今亭志ん生の人生

彼の性格は「飲む・打つ・買う」の代名詞が付くほどの破天荒さ。

落語と出会ったのは17歳頃ですが、20代・30代は鳴かず飛ばずで本格的に売れたのは40代になってからです。

32歳で結婚し、4人の子を授かりましたが、3人目が生まれた年(38歳)に夜逃げをするなど、生活は苦しかったようです。

42歳で再び3代目・古今亭志ん馬を名乗り出した頃からようやく売れ始め、49歳で5代目・古今亭志ん生を襲名しました。

1947年(昭和22年)に、当時50代だった古今亭志ん生は、戦火の満州(現在の中国東北部)へ慰問のために三代目・遊亭圓生と共に渡りましたが、なんとその時にソ連軍の侵攻が始まり、九死に一生を得ることとなります。

終戦から1年以上経った1946年末にようやく引き揚げ船で帰国の夢が叶ったという、波乱に満ちた人生を送りました。

こうして50代・60代と活躍しましたが、1967年には勲四等瑞宝章を授章します。

しかし71歳のとき口演中に倒れて3か月の昏睡状態に。

復活は遂げましたが、「病前・病後」と言われるほどピーク時のキレはなくなり、実質の引退は78歳のときです。

マネージャーだった長女に、高座の途中で演目が変わる前代未聞のミスを指摘され、以降出演を控えながらも、本人は復帰の志をもったまま、83歳で生涯を終えました。

 

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古今亭志ん生が『いだてん』ナレーション(語り)の理由

さて、2019年NHK大河ドラマ『いだてん』のナレーション(語り)が古今亭志ん生なのはなぜでしょうか。

それは『いだてん』の主人公で、マラソン選手として活躍した金栗四三(かなくり しそう)とほぼ同世代だからです。

古今亭志ん生金栗四三
生年月日1890年(明治23年)6月5日1891年(明治24年)8月20日
没年月日1973年(昭和48年)9月21日1983年(昭和58年)11月13日
享年83歳92歳

金栗四三は、日本における「マラソンの父」と称され、数々の功績を残しました。

この役を歌舞伎役者である6代目中村勘九郎さんが演じます。

そして古今亭志ん生の波瀾万丈な人生も、若き日の古今亭志ん生=本名・美濃部孝蔵役として森山未來さんが演じ、後の人生をビートたけしさんが表現されます。

落語家の古今亭志ん生とマラソン選手の金栗四三。

古今亭志ん生はナレーション(語り)で、金栗四三は物語の主人公という2人の関係。

一見、関わりもなさそうな二人の男性二人ですが、人気脚本家の宮藤官九郎(クドカン)の脚本によって展開する、大河ドラマ『いだてん』のドラマの中で、古今亭志ん生と金栗四三がどう交わるのか、楽しみですね。

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ビートたけしから見た古今亭志ん生

ビートたけしさんは、お笑い芸人や司会者としてテレビで活躍する傍ら、「世界のキタノ」として映画監督や俳優としても才能を発揮しています。

そんなビートたけしさんが今回、大河ドラマ『いだてん』の重要な役どころでもあるナレーション(語り)の古今亭志ん生役に抜擢されました。

2人のプロフィールを比較してみましょう。

古今亭志ん生ビートたけし
生年月日1890年(明治23年)6月5日1947(昭和22年)年1月18日
没年月日1973年(昭和48年)9月21日
年齢83歳没現在71歳

そう、2人は26年ほど同じ時代を生きており、ビートたけしさんは生身の古今亭志ん生を知っているのです。

古今亭志ん生とは、ビートたけしさんにとって最も尊敬する落語家で、「かなわない」とまで思う存在。

先日のNHKの特番でも、

「自分にとって落語家としての天才は、志ん生に尽きると思っている」

と言ったり、志ん生師匠はたけしさんの「原点」とも語ったりしていますし、『やっぱ志ん生だな!』という本も出版しているほど敬愛しています。

この本の帯には、笑福亭鶴瓶師匠からの言葉が。

志ん生を今に蘇らすには
ビートたけししかいない。

噺家には絶対書けない志ん生。」

(笑福亭鶴瓶)

鶴瓶師匠も認めるビートたけしさんの古今亭志ん生への熱い想いが伝わってくるようです。

大物のビートたけしさんでも、この古今亭志ん生役はプレッシャーを感じるらしく、今も緊張して夜な夜な役どころの落語の練習を頑張っておられるとのこと。

1月6日の第一話の『いだてん』の放送では、ビートたけしさんの演じる古今亭志ん生の落語シーンが多くありました。

たけしさんが、それはそれは生き生きと喜んで古今亭志ん生を演じている姿がとても感動的でした。

 

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まとめ

「落語の神様」と呼ばれた古今亭志ん生が、架空の落語『東京オリムピック噺』を語るという設定の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』。

ビートたけしさんによるナレーション(語り)でお届けする東京オリンピック2020前年の大河ドラマ2019。

物語の鍵を握る語り部・古今亭志ん生と、ビートたけしさんの関わり合いについても知っていくと、大河ドラマ『いだてん』をより深く楽しんでもらえることと思います。

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