宮藤官九郎のドラマが面白い3つの理由!大河ドラマ『いだてん』はあまちゃん超え?

    宮藤官九郎クドカンのドラマが面白い
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    クドカンこと宮藤官九郎さんは日本有数の脚本家。
    社会現象を巻き起こした『あまちゃん』始め、数々の人気作品を輩出したヒットメーカーです。

    ドラマは沢山見ているけれど、宮藤官九郎脚本とは気づかなかったり、また意外に「本人については詳しくは知らない」って人も多いのでは?

    「クドカンって何者?」
    「クドカン脚本の何が面白いの?」
    「『いだてん』の評判は?」

    今回の記事内容は3つ。

    1. 10を超える肩書きを持つクドカンの多才なプロフィール
    2. クドカン脚本が面白い3つの理由
    3. クドカン脚本の『いだてん』2つの見どころ

    知れば知るほど『いだてん』も他のクドカン作品も見たくなるはず。
    一緒にクドカンワールドを楽しみましょう。 😉

    大河ドラマも見れる


    目 次

    10を超える肩書きを持つクドカンの多才なプロフィール

    まずはクドカンの多才なプロフィールから。
    脚本家の他にも10の肩書きを持っています。

    そんなクドカンの人物像についてと、クドカンが脚本した作品についての2つに分けてご紹介。

    宮藤官九郎(クドカン)ってどんな人?

    まずは人物像について。
    基本情報と肩書きの2つに分けてお届けします。

     

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    プロフィール

    名 前:宮藤官九郎くどうかんくろう
    本 名:宮藤俊一郎
    誕生日:1970年7月19日
    年齢48歳(2018年12月現在)
    血液型:O型
    出身地:宮城県栗原市
    高 校:宮城県築館高等学校
    大 学:日本大学芸術学部放送学科(中退)

    クドカンの10を超える肩書き

    脚本家
    俳優
    作詞家
    作曲家
    放送作家
    構成作家
    映画監督
    演出家
    ミュージシャン
    似顔絵イラストレーター
    日本の濡れ場評論家

    ドラマや映画の脚本家だけでなく、監督もできるし俳優もできる。
    さらには音楽もできて、ギターは弾けるし作詞・作曲もできる。

    「天は二物を与えず」と言いますが、クドカンには何物も与えられていると感じるのは私だけではないはず。

     

     

    クドカン脚本ドラマの代表作

    舞台は省いて「聞いたことある」と思う人が多そうな、ドラマと映画の2つに絞りました。

    脚本賞を受賞した面白すぎるクドカンドラマ11作品

    ドラマは数が多いため、『ザテレビジョンドラマアカデミー賞(脚本賞)』を受賞した11作品に限定します。

    どれほど視聴者が「面白かった!」と支持していたかもわかります。

    • 池袋ウエストゲートパーク
    • 木更津キャッツアイ
    • ぼくの魔法使い
    • マンハッタンラブストーリー
    • タイガー&ドラゴン
    • 流星の絆
    • うぬぼれ刑事
    • あまちゃん
    • ごめんね青春!
    • ゆとりですがなにか
    • 監獄のお姫さま

    監督兼任作もしくは阿部サダヲ主演作のクドカン映画5作品

    映画も数が多いため、監督兼任作と『いだてん』主演の阿部サダヲ主演作の計5作品に厳選しました。

    • 舞妓Haaaan!!!|阿部サダヲ主演
    • なくもんか|阿部サダヲ主演
    • 中学生円山|監督兼任
    • 謝罪の王様|阿部サダヲ主演
    • TOO YOUNG TOO DIE! 若くして死ぬ|監督兼任

    ドラマも映画も「名前は聞いたことある」という作品があったのではないでしょうか?
    どれも公開されて『面白い!』と評判になり、今でもよく地上波のロードショーでも放送されています。

    クドカンは1970年生まれなので『池袋ウエストゲートパーク』の2000年は30歳の年。
    その頃から第一線で活躍しているのは、才能あふれる証拠ですね。

    では、なぜここまで人気なのでしょうか。
    クドカン脚本が面白い理由にも迫りましょう。

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    宮藤官九郎脚本ドラマが面白い3つの理由

    クドカン脚本ドラマは「笑い」が豊富

    1つ目は「笑い」
    宮藤官九郎脚本のドラマ、映画にはとにかくギャグや小ネタが豊富です。

    思わず吹き出すようなものから、クスッとシュールなものまで、クドカン脚本を語る上で「笑い」は欠かせません。

    クドカン脚本は展開や設定が「奇抜」

    2つ目は「奇抜さ」

    クドカン作品は、展開や設定が奇想天外・摩訶不思議なものが多いです。

    『いだてん』の主演も務める阿部サダヲ主演作で言うと、「舞妓と野球拳」というストーリーだったり、「謝罪」がテーマだったり、「究極の八方美人」というキャラクター設定だったり…と、どれも独特の世界観。

    クドカン脚本が面白いのは、その奇抜さで人々の心を鷲掴みにするからなのでしょう。

    クドカン作品はキャストもスタッフも「豪華」

    3つ目は「豪華さ」
    クドカン作品のキャストやスタッフは、いつも豪華です。

    特に、本人が所属する演劇集団『大人計画』は、今年で創立30周年を迎え、クドカンドラマには大人計画の個性派俳優陣がこぞって出演しています。

    大河ドラマ『いだてん』も、キャストやスタッフが発表される度に話題となっています。

    キャストには、ダブル主演の中村勘九郎と阿部サダヲ始め、書き出すと止まらないほどのスター俳優陣が名を連ねています。

    加えて注目なのが、やはり チーム『あまちゃん』の再集結となったキャストでしょう。

    • 杉本哲太
    • ピエール瀧
    • 小泉今日子
    • 荒川良々
    • 松尾スズキ
    • 橋本愛
    • 勝地涼

    そしてスタッフには、『あまちゃん』でも一緒だった大友良英さん(音楽)や訓覇圭さん(くるべ けい:制作統括)と再タッグ。

    題字の横尾忠則もですが、チーム『いだてん』はキャストもスタッフも本当に豪華です。
    実力ある俳優陣や制作陣を惹きつける力があるのも、クドカン脚本の面白ろさゆえでしょう。

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    クドカンドラマだからこその『いだてん』2つの見どころ

    2019年の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』です。

    「クドカン脚本なら絶対に面白いだろう」と思う見どころを2つに分類しました。

    ダブル主人公のオリンピックリレーが見どころ

    『いだてん』の制作統括は『あまちゃん』と同じ訓覇圭さん。
    脚本オファーをもらってから一緒に構想を練りに練った結果、「オリンピック」というテーマにたどり着いたそうです。

    大河ドラマと言えば古い歴史物のイメージですが、今回の主人公は金栗四三(かなくり しそう)と田畑政治(たばた まさじ)の2人。
    近現代史は1986年の『いのち』以来33年ぶりですが、近代史であればクドカンには勝算があるはず。

    中村勘九郎演じる金栗四三は、「日本マラソンの父」と呼ばれたマラソンランナーで、「優勝間違いなし」と言われながらも熱中症により完走出来なかったり、戦争で開催自体が中止となったり…と不運の男でした。

    また阿部サダヲ演じる田畑政治は、東京オリンピックの招致に成功するが、口が悪く思ったことを我慢できない性分のせいで、最後にはメンバーから外される悲しい結末だった男。

    2人は、西郷隆盛のような有名人ではないけれども、日本の歴史に多大な貢献をした人物であることは確か。

    ならば、この2人をリレーさせてはどうかと宮藤官九郎さんは考えたのでした。

    どんな風に2人のオリンピック物語がつながり、そして2020年の東京オリンピックへとつながっていくのか。
    クドカン脚本の構成や展開がとても楽しみです。

    架空の落語によるナレーションが見どころ

    もう1つの見どころは、大河ドラマでは主役級に重要なナレーション(語り)の存在

    『いだてん』でクドカンは、 金栗四三と同時代を生きた落語の神様・古今亭志ん生(ここんてい しんしょう)を選び、古今亭志ん生をこの世で最も愛すると言っても過言でないビートたけしさんがキャスティングされています。

    古今亭志ん生は、オリンピック自体とは直接関係しないのですが、大河ドラマお馴染みの語りを落語で行うのは何とも面白いですよね。

    途中で古今亭志ん生の半生も交えながら、ストックホルム大会から東京大会までの52年間のオリンピックや日本・東京を描きます。

    この設定も、宮藤官九郎の柔軟で斬新な発想力の賜物です。

    大河ドラマのナレーションは影響力が大きいので、ビートたけし演じる古今亭志ん生がどんな語りをするのか、大事な見どころです。

    いだてん見逃しも過去の大河ドラマも見れる ↓


    まとめ

    • クドカンは10以上の肩書きと受賞歴がある多才な脚本家
    • クドカン脚本が面白い3つの理由は笑い奇抜さ豪華さ
    • 『いだてん』の見どころ2つはダブル主人公のオリンピックリレーと落語ナレーション

    奇才、宮藤官九郎。

    知れば知るほどその才能の豊かさに圧巻ですが、『クドカン脚本』と言えば、どれも外れなく面白いと思えてしまうのがもう、クドカンマジックでしょう。

    筆者がクドカンマジックを初めてみたのは、2008年にドラマ化された東野圭吾の『流星の絆』という、シリアスで重たい推理小説を、小ネタを含ませたコミカルな流れとうまく融合させたドラマでした。

    それ以来、どのクドカン作品もその面白さに引き込まれていきます。

    2019年大河ドラマの『いだてん』も、東京オリンピックを控えた「クドカン脚本の大河ドラマ」として、大いに期待して見ていきたいと思います。

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