サチモス(Suchmos)キタ━━(゚∀゚)━━!!!
あらゆる音楽ジャンルが融合されたかのような洒落たサウンドと、ボーカル・YONCE(ヨンス)の甘いハイトーンボイス。
デビュー当初からそのサウンドには業界著名人達が注目してきましたが、去年は13本ものフェスに参加し、ホンダのヴィセルのCMソングに『Stay Tune』が抜擢されてからはもう破竹の勢い、怒涛の快進撃。
なかでも注目されるはやっぱりボーカルのヨンス(YONCE)。
韓国チックな名前から「韓国人なの?」と疑問を持たれることもしばしばですが、純正日本人。(本名:河西洋介)
もう一つは、ヨンスが大半を作詞をしている曲中のつらつらと綴られる英語の歌詞と流れるような英語の発音に「(英語圏からの)帰国子女なの?」とかも言われたりしています。
気になる、気になる 大注目バンド Suchmos!
今回は、そんなサチモスのボーカル・ヨンスの歌声の魅力と英語力ついて迫ってみることにします!
ヨンス(YONCE)の魅惑の歌声のルーツ
サチモス(suchmos)に魅せられてるファンの殆どが、あのメロウでグルーヴィなサウンドと、何より、このボーカルのヨンスの「どっから声出てんだよ」って感じの独特のハイトーンボイスですよね。
一口にハイトーンボイスって言っても、発声方法でいくつかに種類が分かれていて、ヘッドボイス、ファルセット、ホイッスルボイスなどがあるそうです。
この中で、最も一般人が最も出しにくいのがホイッスルボイスで、そのボイスの代表格として日本人でMISHA、海外ではマライア・キャリーが筆頭に挙げられます。
すると、とあるラジオ番組で、MCの方がゲストのYONCEに
「どうやってその歌声に辿り着いたの?」
と非常にタイムリーな質問を投げかけてくれました!
するとヨンスの答えはこうでした。
自分の音楽ルーツ『核となるアーティストが4人いる』
- アダム・レヴィーン(maroon5)
- カート・コバーン(ニルヴァーナ)
- デヴィッド・ボウイ
- MISIA
言わずもがな、このハイトーンボイスの4人のシンガーの中でYONCEのルーツの核となるシンガーに、ホイッスルボイスの代表格日本のMISIAが挙げられてますね。
ヨンスには一周り歳の差があるお姉さんがいるのですが(←かなり仲がいい)、そのお姉さんがハイティーン時代に聴きまくっていたのがMISIAで、お姉さんが歌いまくる横で幼いヨンスも一緒に口ずさんでいたそうです。
『MISIAは河西家のアンセムと言ってもいい』と言っていたくらい。
そしてこの4人の歌声が大好きで、高校時代から彼らの歌声をお風呂で真似をしながら歌っていたと。
後に「その歌声を自分のものにしたいという思いでブレンドされて、現在の自分の歌声になってきたのかな」とヨンス自身が自分の歌声を自己分析していました。
「Stay Tune」MVの海外リアクション動画がスゴイ
ここ数年、You tubeを覗くと様々なアーティストのMVを見ながら、顔出しして感想を言ったり批評したりするリアクション動画ってかなり見かけると思いませんか?
その中で、数人のアメリカ人がサチモスのStay Tuneを聴きながらリアクションしてるんだけど、どの人も大絶賛してました。
最初の曲の出だしは「ん?英語・・・日本語・・・?」ってビミョーな顔をして聴き出すんだけど、曲がヨンスのファルセット部分に差し掛かるとみんな目を丸くするわけ。
そしてまた、あるアメリカ黒人男性のこの人は、かなり熱振るっていて、Suchmosの新しいグルーヴ感あるサウンドとYONCEの高音から低音まで滑らかに下る声と歌声を、「なんて表現したらいいのか分かんないけど」と言いながら、
「彼の歌い方は lay back singing だ」
と連呼しながら絶賛してましたね。
アメリカのスラング(?)で、直訳すると 『尖りの無い、ゆったりと、リラックスした』歌い方、って感じ?かな。
それで私なりに(←完全素人が^^;)考察してみると、ヨンスの歌声って、学生の頃から真似して歌ってみていたMISIAのようなホイッスルボイスが、緩く(彼の言葉を借りると)レイバックした声に進化した、独特なスタイルの歌声なんじゃないかと。
その甘く包み込むような高音から繰り出される英語の歌詞だから、余計に上手く聴こえてくるのではないでしょうか?
じゃあ実際のヨンスの英語力ってどうなの?
じゃあ、実際にヨンスは英語がペラペラなのか???
疑問に思っている時に、YONCEがゲストだったラジオ番組で、リスナーから『ヨンスは英語の発音がいいけれど、英語はペラペラなんですか?』と、これまたいい質問が及んでいました。
そこでヨンスは自身の口で
「英語は全くほぼ喋れない」
と答えていました。
実は、ヨンスのおじいさんはノルウェーかどこかの北欧とのクウォーターで、若い時は横浜基地で通訳の仕事をされていたそうです。
だから「小さい時から、家の中では自然な感じで英語を耳で聞いていた環境だった」とラジオで語っていました。
また、小さい頃は英会話教室に通っていたそうですが、そこが執拗なほどスピーキング重視だったらしく、文法や理論が殆ど入っていないため、一度ニュージーランドにホームステイしたときも終始ボディランゲージで乗り切りましたwwと明るく語ってくれてました。
そこでの経験が、今現在のステージ度胸の一部になってるのかもしれませんね。
ちなみにサチモスの曲の作詞の時も、英語の歌詞部分は多少の文法は気にかけるけど、ほぼ「こんな感じかな~~」というラフな感じのノリで作ってる、と暴露していました。
なんという脱力感。。。
ゆる~い感じがこれまたヨンスらしくてイイ ですね
まとめ
と、いうことで、Suchmosのボーカル・YONCEは、英語はぺらぺら喋れない(本人談)
でも英語が話せないのに歌ってる時のヨンスの英語の発音がスゴく上手く聴こえるのは、おじいちゃんの影響もあるかもしれませんが、やはり
長い年月、好きでたまらない音楽を聴きまくり、そのアーティストのように歌ったりしながら培ってきた中で自分のものとして吸収し、上達してきたpronunciation(発音)じゃないかと感じます。
だってライブの時なんか、
もう、海外アーティストのような英語が超絶カッコイイから。
私個人の意見としては、サウンド的には絶対に世界基準で売れていけるバンドだと思うので、(←エラそう?^^;)あとはフロントマンであるボーカル・ヨンスがワンオクのTakaみたいに流暢な英語を喋れるようになると、メンバーの夢であるジャミロクワイとの対バンだって夢じゃないと思っています。
音楽への愛情と歌への情熱で、最高に心地良いサウンドを聴かせてくれるSuchmos。
これからも目が離せません。