みなさんは、DIR EN GREY(ディルアングレイ)をご存知でしょうか?
表記はDir en grey→DIR EN GREYと今では変わっていますが、「世に痛みを伝えるバンド」として、知る人ぞ知る有名メタルバンドです。
なんと今はONE OK ROCK、X JAPANを抜くかもしれないと言われ、世界中でライブ活動やアルバム発売をし、インパクトのあるビジュアルと強烈な歌詞で人気を博している日本のバンドなのです。
本日は、そんなすごいバンドなのにコアなファンにしか知られていないDIR EN GREYのヴォーカル京(きょう)を紹介したいと思います。
DIR EN GREYとは
1998年。
結成一年で、インディーズバンドがオリコントップ10に入るなどありえない時代の中で、シングル「I’ll」で7位を記録という快挙を達成し、翌年あのX JAPANのYOSHIKIをプロデューサーに迎え、3枚のシングル同時リリースでメジャーデビューします。
日本を始め世界各国でアルバム発売、ライブ活動を行っており、ヘビメタなのかロックなのか?ジャンル&カテゴライズ不能の人気ロックバンドです。
ボーカル京のプロフィール
プロフィール
誕生日:1976年2月16日
出身地:京都府
血液型:B型
活動バンド:DIR EN GREY、sukekiyo(2013年より)
音楽の目覚めは中森明菜から 。
次第にX、BUCK-TICKに影響を受け、バンドをやりたいと思うようになります。
「必ず売れる」と親に公言し、高校も行かず色々なバンドのローディをするようになり、その中で黒夢に出会い、自分の目指すべき方向性が決まっていったそうです。
大阪進出後、Dir en greyの前身バンドLa’sadiesに加入し、その頃Xのライブ会場の大阪城ホールで(DIR EN GREYの現リーダー)薫と出会います。
メンバーチェンジを経てDir en grey結成し、そして現在のDIR EN GREYに至るのです。
京に彼女はいるの?まさか結婚してる?
彼女は鬼束ちひろという噂もありますが、真相は闇です。
(雰囲気的にはお似合いかと思いますが。。)
その中で、「ディルの京は結婚しているのでは?」と囁かれた時期がありました。
(いや、頻繁に囁かれるネタなのかな?^^;)
それは数年前の話ですが、たまたま家電量販店に妹と洗濯機を買いに来ているところをEテレの「出社が楽しい経済学」と言うテレビ番組に見切れて写っていて、それを「彼女なのか?まさか奥さん?」とネットでは騒然となったのです。
実際は妹さんで、強烈なパフォーマンスからは想像できないのですが、「京はかなりの妹思いのお兄ちゃん」という話があります。
そんなプライベートでは優しいお兄さんの京。
インタビューとかでも控えめで淡々と語るのですが、ライブでは度肝を抜かれる圧巻のパフォーマンスで、二重人格なんじゃないかと思うくらいの変化を遂げるのです。
そもそも京はヴォーカリストではない?
京のクレジット表記はヴォーカルではなく、ヴォイスなのです。
京は声も楽器の1部として考えており、5人の音を出すという意味合い1曲1曲歌っています。
実際に京のヴォイスとしての技は、
- ファルセット
- グロウルボイス
- シャウト
- ガテラル
- スクリーム
- ホイッスルボイス
という歌唱法で歌っていると言われ、これを駆使した壮絶ライブは圧巻です。
これはライブの雰囲気、曲の雰囲気に合わせて歌うためだといい、ライブのたびに曲の感じが毎回変わるのも京ならではのパフォーマンスになっています。
また、CDと全く違う歌詞で歌ったりということも京ならではのパフォーマンスであり、逆にちゃんとCD通りに歌うこともあったりと本当にその日にならないと何をするのか分からない楽しみがあるんです。
(よく前半飛ばしすぎて後半声が全然出ないなんてこともあるのが個人的にはおもしろいと思っていますw)
超過激パフォーマンスがエグい
ここまでやるアーティストは京しかいないのでは?と思うような過激なパフォーマンスを紹介します。
吐血
曲に合わせて実際に口の中を爪で切って、血を流したり、あらかじめ血ノリを用意して口から吐き出すというパフォーマンスを行う。
全身引っ掻く
こちらもライブ中、歌詞、曲のイメージに合わせ、体中引っ掻き、傷跡を残す。。
マイクをたたいて煽る
マイクを自分の胸に何回もたたきつけ、胸が真っ赤になりながらも客を煽る。。
観客を騙す
MC時に、「最後は全員で歌ってください」といい、名曲「I’ll」のイントロを流しますが、「バーカ」と客に言い放ち「残-ZAN-」に切り替える。
そして「残」のイントロ中「バーカ」と叫びまわりながらもしてやったりな顔をしている京。。
・・・
ヤバすぎる。。。
芸術家・京
こんな優しさと破天荒さが混在するような京ですが、ソロ活動として、詩集や写真集、絵、イラストを発表、出版するという芸術家としての一面も持ち合わせています。
DIR EN GREYの作詞は全て京が行っていますが、人間の人生の儚さや葛藤、愛や憎しみ等。
その内容はとても重い。
なかなか一般的には受け入れられにくい、ヘヴィな内容を表現する人間が居てもいいのではないか、との思いがあるそうです。
また全てが京の実体験なのかというとそうではないらしい。
日々の様々なニュースなど実際に起こった内容にアンテナを高くはり、聞いて、その情報から純度の高い状態で形にするのだと言う事。
詩集『我葬の詩』の発刊に合わせて行われた個展『我葬』でも、『僕の脳内に広がっている世界をもっとダイレクトに伝えたかった』と語る如く、その京のこだわった演出の個展はまさに、京の脳内のような空間でした。
会場は、sukekiyoのライブ会場をいつも満たしている、京がプロデュースしたルームディフューザーの甘い香りに包まれていました。
それがこのルーム ディフューザーです!
京がプロデュースした、この甘い香りのルームディフューザーを部屋に置くと、sukekiyoライブの雰囲気に浸れそうですね。
まとめ
京はライブに置いても芸術面においても表現者として最強だと思うし、誰にも真似できないくらいの京・独自の世界観が確立されています。
DIR EN GREYはライブを見て初めて良さが分かるバンドです。
CDだと良さが出し切れていないと感じてしまいますが、いきなりライブは過激かも?と思う人はぜひCDから!
そしてDIR EN GREYの本質に踏み込みたい人は、是非、いきなりライブ参戦して、その京の世界観に釘付けになって下さい 😉