XJAPANのToshiの歌唱力と声は神の音域!海外ファンも唸らせる美声に迫る!

    XjapanのToshiの歌唱力と声がすごい
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    みなさんはX JAPANの曲を原曲キーで歌えますか?

    XJAPANの名曲を熱唱したくても、カラオケキーで歌う方がほとんどなのではないでしょうか?

    X JAPANのToshi(Toshl)と言えば、どうしても過去の洗脳問題やスイーツ好きなどの事柄がメディアに全面に出てしまいがちですが、そもそもToshiの歌唱力と美声は圧巻で、その音域は驚くべきものです。

    年齢が進むに連れ、音域はどんどん狭まるのが普通ですので、50歳を超えた今現在のToshIがX JAPANの曲を歌い上げるのにどれほど大変なことでしょうか?

    今回は、そんな聴くものの心を震わせる、Toshiの歌唱力と声の秘密、音楽性に迫っていきたいと思います。

    目 次

    Toshl(Toshi)のプロフィール

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    プロフィール

    本 名:出山 利三(でやまとしみつ)
    (名前表記は2010年にTOSHIからToshlに変える)
    誕生日:1965年10月10日
    血液型:A型
    身 長:164cm
    出身地:千葉県 館山市
    出身校:千葉県立安房高校
    別 名:龍玄とし

    公務員の父親とピアノの講師の母を持つToshiは、YOSHIKIと幼稚園「すみれ組」時代に出会います。

    それからなんと小学生時代の11歳の時に、YOSHIKIと同級生二人と共に、バンド『DYNAMITE(ダイナマイト)』を結成しYOSHIKIがボーカルToshiはギターを担当。

    1978年の中学生時代には、バンド名を『NOISE』に変え、Toshiは同じくギター担当です。
    この時、YOSHIKIはドラムス、当初は他の同級生がボーカルでしたが、後にToshiがボーカルに転身します。

    最近、Toshlの活躍をメディアで見るようになった人達には、ギタリストのToshiだったとはビックリかも知れませんね 🙂

    そして1982年の高校2年の夏に、バンド『X』を結成します。

    その後、Xはインディーズ時代から爆発的人気を誇り、1987年レコードデビュー。
    ついに1989年にはメジャーデビューと、ToshiはXのボーカリストとして、美声をどんどん世に広めて行くことになるのです。

    曲のキーから見るToshiの苦悩

    Toshiは1992年にシングル『made In HEAVEN』でソロデビューし、 その音楽性からは全くXのボーカリストを感じさせないミディアムテンポな楽曲を中心に発表していました。

    キーの高さも本人の中で歌いやすいキーの曲になっていたのだと感じます。

    YOSHIKIの曲は誰に作曲してもそうですが、そのボーカリストの声の限界ギリギリのキーを必ず組み込んでくるので、Toshiもきつかったのではないでしょうか。

    91年のアメリカLAでの日本の音楽雑誌の取材の中で、Toshiは喉が窮地の状態であることを語ります。

    Toshi:T
    インタビュアー:I

    (T)これはね、日本にいた時から喉の病気を持ってたんですけど。
    ポリープじゃないですけども、血の固まりみたいのができてて。
    それでこっちの専門医の医師に見てもらったら、これはやばいということになりまして。
    これは手術するか、ヴォイス・トレーニングでケアしていくかだけど、手術で取る以外は治んないよっていわれまして。
    (中略)
    声が枯れたりかすれたりつぶれちゃったりするんです。
    血の固まりがない時代から考えると、今は(歌う力は)下がってるんですよ。
    だけど、それをヴォイス・トレーニングで上げてるんです。
        (中略)
    ほんとだったら休みたいし、声出さないでいたい、みたいなところがあって。。
    だから、もう神経過敏になってますね。
    その状態がずーっと続いてるから,今に爆発するんじゃないかと思うんですけどね(笑)
    まあ、なんか気合でそういうの乗り越えてやるのが当然だ、みたいな風潮がありますから。
    だから、甘いこといってられないんですよ。
    (中略)
    でも、この曲(アート・オブ・ライフ)にはその極限の声が必要なんですよ、YOSHIKIに言わせたら。

    (I)完全に自殺行為ですな…

    (T)楽に歌っちゃいけないんですって(笑)
    極限の声が出るか出ないか、かすれるかかすれないか。
    その極限の声でないと表現できない感情なんですね。
    (中略)

    (I)…いやー、もうおかしいのを通り越してますよ。
    痛々しいですよ。
    メスを入れるか入れないかっていう喉で歌うわけでしょ?

    (T)そうらしいんですよ。
    自分でもそう思いますよ、やっぱり。
    きっとね、それは誰にもできないことだと思うし、このメンバーあってのね、理解の仕方だと思うから。
    自分はそれを選んだ人だし、選ばれた人だから。
    それを成し遂げたいなあ、と。。
    ちょっとぐらい喉が傷ついても、それは一曲を作る為なら、やっぱりやりたいなあってありますよね。
    かなりの葛藤はやっぱりありますけど。。

    。。。もう、涙が出てきますね。。

    こんな極限状態を超えて歌っていたなんて。。。

    その後もToshiは、Xの曲を歌う際には毎回注射をしては高音を出したりしていたそうです。

    この当時からToshiは精神的に落ちていたと後に言っており、この数年後の「洗脳星」へと旅立っていってしまうことになります。

    傍から見たら順風満帆なX JAPANでしたが、それぞれの苦悩があったのが痛いくらいに分かります。

    2017年に発表したToshiのソロシングル「CRYSTAL MEMORIES」はXの楽曲に劣らないキーの高さの曲になっていることから、心身共に病んでもいた1990年代中盤のソロ楽曲を超えて、今のToshiの美声に至っているのかも知れません。

     

    ギターとボーカル二刀流

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    再結成後のX JAPANのライブでは、年齢のせいもあり休憩が多いのですが(笑)他のメンバーが休んでいる間、Toshiがギター弾き語りで演奏することが多いです。

    • Say Anything
    • Tears
    • Longing~途切れたメロディー~

    などを弾き語っています。

    座りながらアコギを持ち、歌い上げる様は本当に惚れ惚れします。

    今年のhide memorial summitでは、前回のYOSHIKIが『ピンクスパイダー』(hideのバンド:hide with Spread Beaverのヒット曲)をギターで演奏したように、今度はToshiに演奏してもらいたいですね。

    Toshlの声質と歌唱力

    Toshi(Toshl)の声の音域自体は一番高い曲でhiD(高音レ)なのですが、カラクリは声質になります。

    元々のしゃべり声から高いので、一般男性よりも1オクターブ上からスタートしているような感覚になります。

    実際、キーを下げずに原曲キーを自分の声質に合わせて歌うとえらく低く聞こえるのです。

    この声質だけで、もう神から祝福されている  🙂 

    実際音域だけで見れば、河村隆一やB’zの稲葉さんの方がhiG(高音ソ)までいくそうです。

    声質というものがいかに大事かも分かりますね。

    2014年、米国マディソン・スクエア・ガーデン公演、その後YOSHIKI単独でのカーネギーホール公演を成功させたXJAPAN。
    それから昨年3月には、英国ウェンブリー・アリーナ公演を成功させて、3大殿堂を制覇。

    Toshiのその天性の歌唱力と、人生の中でのあらゆる感情を飲み込んだかのような心動かされるその声は、その当時も世界中のファンを感動させました。

    バラエティでのToshlの姿とこれから

    Toshiはギターも上手くて、天性の声の持ち主で、本当に音楽を奏で歌うために生まれてきたのが伝わります。

    YOSHIKIの求めるものが高すぎて、一時期、少し地球から離れた星に出て行ってしまったToshiでしたが、再結成後はしっかりとX JAPANのToshlとして、龍玄としとして、ひたむきに頑張っています。

    最近は特にToshlの姿を頻繁にバラエティで見ることができるようになって、ファンとしては嬉しい限りですね。

    最初のころ、バラエティ番組出演に対してToshlは「(僕が出ても)どうなのかなあ。。」と尻込みしていたそうです。

    しかし、Toshlがふさぎ込んで暗くなっている時期に、スタッフや周りの親しい人達が

    「どんどん内にこもってしまったらダメだ。一度バラエティに出たほうがいい」
    「バラエティに出て、バカやってこい!」

    と、背中を押してくれたそうです。

    そんなふうに最初は戸惑いがあったかもしれませんが、本当に楽しそうにバラエティを始めとする沢山のメディアに出てきているToshiの姿を見ると、何だか嬉しくなりませんか?

    どのような形でもいい。

    様々なメディアやライブでToshlのその笑顔を見たいし、その声を聞き続けていきたいですね。

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